昔のブログやアドセンスに取り組んでいた皆さん、2026年の今、何が変わったのか気になりませんか? クリック単価を調べ、記事を増やして、検索順位の上下に一喜一憂していた頃を覚えている方もいるでしょう。
感動集客の松野です。僕も長年、ブログ・サイトアフィリエイトやメルマガを続け、アドセンスを学ぶ方々の相談に関わってきました。Google AdSenseの仕組みは変わりましたが、昔の経験を全部捨てる必要はありません。何が変わったかを確認し、今あるサイトを再び育てるための順番を整理しましょう。
Googleアドセンスは2026年どう変わった?7つの違い
| 項目 | 昔の印象 | 今、確認すること |
|---|---|---|
| ① 報酬計算 | クリック単価を意識 | コンテンツ向けAdSenseは広告表示回数を基準に支払い |
| ② 収益分配 | 以前の割合で覚えている | 購入側手数料とサイト側分配を分ける仕組み |
| ③ 審査 | 記事を増やせば通る? | サイトの独自性・利用しやすさ・規約への対応 |
| ④ 広告配置 | 広告を自分で配置 | 自動広告の活用と表示品質の確認 |
| ⑤ ads.txt | 広告コードだけ意識 | サイトの状態と正しい販売者IDを確認 |
| ⑥ AI | 記事の量産を重視 | AIを使っても経験・根拠・読者の役立ち方を重視 |
| ⑦ 広告ポリシー | クリックやアクセスの数字中心 | 無効なトラフィック、誤クリック、広告の邪魔さも点検 |
① 2024年から表示回数に基づく収益計算へ移行
以前は「アドセンスは広告をクリックしてもらって収益になる」と説明されることが多くありました。2024年にGoogleは、コンテンツ向けAdSenseのサイト運営者への支払いを、広告表示回数(インプレッション)に基づく方式へ変更しました。検索向けAdSenseまで同じ変更という意味ではありません。
大事なのは「広告が表示されれば誰でも必ず稼げる」という話ではないこと。広告主の需要や掲載状況で収益は変わります。Googleはこの制度変更に伴い、運営者が自動広告や手動広告を設定し直す必要はないと説明しています。Google公式:収益構造の変更に関するFAQ
② 収益分配率の考え方も変わった
コンテンツ向けAdSenseでは、広告購入側プラットフォームの手数料を差し引いた広告収益の80%が、原則としてパブリッシャーへの分配となります。Google広告で購入される場合は、広告主が支払った金額の約68%がサイト運営者へ支払われる例が公式に示されています。
全広告で必ず68%になるわけではありません。Google公式:収益分配率の説明で取引ごとの条件を確認しましょう。分配率だけを追うより、記事への検索流入があるか、広告が適切に表示されているかを分けて考える方が、改善する場所を見つけやすくなります。
③ 今のAdSense審査は「記事何本」で判断しない
「10記事で審査に通る」「20記事必要」といった情報を見かけても、Googleは合格する記事数を一律に保証していません。独自性があり読者に役立つ内容か、サイトを正常に取得できるか、パブリッシャー向けポリシーに合っているかを確認します。
まずAdSense管理画面の「サイト」で状態を見てください。「準備完了」なのか「審査が必要」なのかを確認し、サイトの独自性や広告設定の問題を切り分けます。公式:サイトの広告準備ができていない場合。審査に関する詳しい手順は、アドセンス審査が厳しいときの見直し方にもまとめています。
④ 自動広告で便利になったが、スマホの読みにくさに注意
昔は広告ユニットを作って記事の上や途中へ一つずつ設置していた方も多いでしょう。今は自動広告を利用すると、Googleがページ構造を解析して掲載場所を調整できます。Google公式:自動広告について
ただし、自動だからすべて任せればよいという話ではありません。スマホで広告が見出しや本文を覆わないか、読者が答えまでたどり着けるか、記事が読みにくくならないかは必ず確認しましょう。
⑤ 昔のブログはads.txtとサイトの状態を確認
長く運営してきたWordPressや、昔のブログを移行したサイトでは、広告コードは入っていてもads.txtやサイト登録が分からなくなっていることがあります。AdSense管理画面の「サイト」に警告が出ていないかを確認してください。
ads.txtを修正する場合、他人のパブリッシャーIDをコピーしないことが大切です。ご自身の管理画面に表示されたIDで正しく設定します。反映まで時間がかかる場合もあります。Google公式:ads.txtガイド
⑥ AIを使っても「自分の経験」は大切な材料
今はChatGPTなどを使えば、記事の構成や下書きも短い時間で作れます。昔なら外注にお願いしていた仕事の一部を自分で進められる時代です。でも、文章をたくさん生成しただけで検索上位や広告収益が保証されるわけではありません。
古いアドセンスブログに、実際に調べたテーマ、使ったツール、失敗した記事、読者からの質問が残っていませんか? それは新しい記事を作るための大切な材料です。AIで作った一般論を増やすより、昔の体験を残して、古い情報だけを現在の事実に置き換えることを考えたいですね。Google検索セントラル:有用で信頼できるコンテンツ
⑦ クリック誘導や無効なアクセスには今も注意
自分で広告を押す、読者に広告クリックを頼む、ツールで表示回数を増やす。こうした行為は認められていません。サイトの案内ボタンと広告を混同させるような配置も避けましょう。公式:AdSenseプログラムポリシーを参照してください。
なお2026年6月には、対象となる「広告インテント」のダイアログへGemini生成コンテンツを表示する変更も発表されています。これは広告側の一部機能の話で、ブログの記事をAIで作れば収益が増えるという意味ではありません。Google公式:広告インテントの変更
昔のアドセンスブログをもう一度育てる5つの手順
- Search Consoleを見る。どのページが検索結果に表示され、どんな検索語句で訪問されているかを確認する。
- AdSenseのサイト・ポリシーセンターを見る。警告、審査状態、広告配信制限がないか確認する。
- 古い記事を整理する。今も役立つ記事、内容が古い記事、検索意図が重なっている記事に分ける。古いというだけで一括削除しない。
- 一つの記事を改善する。実体験は生かし、昔の審査情報やリンクなどを公式情報で更新する。
- スマホで広告と本文を確認する。記事が最後まで読めるか、広告が邪魔になっていないかを点検する。
例えば2015年に作った「AdSense審査に通る方法」という記事なら、昔の手順を隠す必要はありません。「当時はこうだった」「今はこう確認する」と分けて説明すると、同世代のブロガーにも役立ちます。
AdSenseだけにこだわらなくてもよい
商品を紹介するのが得意なブログなら、成果報酬型アフィリエイトを選ぶ方法もあります。情報解説が中心ならAdSenseが合う場合もあります。どちらかが必ず稼げるとは言えません。違いはアドセンスとアフィリエイト、どちらから始める?で説明しています。
よくある質問
2026年はアドセンスで稼げないのですか?
一律に稼げなくなったという事実はありません。ただし、検索流入や広告の需要、サイトの内容によって成果が変わるため、過去の収益が戻る保証もありません。
アドセンスのクリック報酬がなくなったのですか?
サイト運営者への支払いの基準について、コンテンツ向けAdSenseが表示回数方式へ移行したという意味です。広告主の入札方法や検索向けAdSenseまで同じ仕組みになったという意味ではありません。
GA4が難しくて使いこなせません
最初からGA4のすべてを覚える必要はありません。まずSearch Consoleで検索の入口、AdSenseの管理画面で広告配信と収益の状態を確かめてみてください。その二つでも改善の方向を考える手がかりになります。
まとめ:昔の経験と今の情報をつなごう
アドセンスの制度は変わりましたが、ブログを訪れる人の疑問に答えるという基本は残っています。昔のブログをまるごと捨てるのではなく、まず一記事だけ今の情報に合わせて修正してみませんか。
「どの記事から直すべきか分からない」という方は、感動集客のネット集客・SEO個別コンサルでも相談できます。難しい仕組みを一度に覚える前に、今あるサイトの良さと課題を整理することから始めましょう。
情報確認:2026年11月1日。Googleのポリシーや製品機能は今後変更されることがあります。








