進撃の巨人最終回。139話。諌山先生に感謝

2021年4月9日。進撃の巨人が遂に最終回を迎え
ツイッターなどには多くの賛辞が、

諌山先生と編集者さんに送られていました。

壁の中にある常識が当たり前の中で育った人間たちが、
壁の外にも人類や歴史がある事を知り物語は大きく動きます。

壁の中に住む人間と壁の外に住む人間。
どちらにも植え付けられた常識があり、

どう和解すればいいのか?
どう共有すればいいのか?

お互いに守るべき者の為に譲れない信念や、
捻じ曲げてしまいたい理不尽さもあって、

本来人間が持っている、いや抱いてしまう感情を
全て吐き出した作品だったと僕は思っています。

ツイッターには結局はハッピーエンドだったのかなとか、
ある意味においてはバッドエンドでしょ?というツイートが
たくさん書かれてありましたが、

これはどちらとも言えないし、何とも言えないですね。

読者それぞれ、そして進撃の巨人に出てくるキャラクターが、
起こった出来事に対してどう受け止めるかだと思います。

結局の所、諌山先生が描きたかった事は巷では、
ダークファンタジーという言葉で表現されていますが、
今の日本と世界との関係性を物語っているのだと思います。

歴史は繰り返すからこそ、同じ過ちを起こさない為に
今を生きる人たちが何を選択して、どんな答えを出していくのか?
そうやって良くも悪くも世界は作られていく。

そこに美しさもあれば、残酷さもあって
その中で喜びも、悲しみも、怒りも、笑顔も
一瞬の尊さを物語る漫画だったと感じました。

一部、伏線の回収が終わっていない所もあります。

ただ、それすらも諌山先生は考えて欲しいという願いが
僕は込められているのではないかと思います。

僕自身もこれまで色んな漫画を見てきましたが、
ここまで緻密な伏線を張り巡らせながら
読者が納得する様な回収をしてきたのは
諌山先生だけではないかなと思います。

あまりに緻密過ぎて、毎日が脳みそフル回転だったでしょうね。
必死になって頭に汗をかいていけば、人はあの領域までは
辿り着く事が出来る事を教えてもらった気がします。

諌山先生は進撃の巨人という作品を通じて、
自分だけのユニークネスを持って業界に戦いを挑みました。
その勇気に脱帽しかありません。

諌山先生の勇気ある1歩がなかったら、
そしてその1歩を受け止める人がいなかったら、

進撃の巨人は生まれなかったですし、
誰かを救う事も出来なかったのだから・・・

他の出版社さんは諌山先生の作品を認めなかった。
だけど先生は諦めずに行動を続けた。*進撃を続けた(笑)
そして、未来の可能性を見い出して受け止めてくれた方がいた。

そう考えてみると、大手出版社の目は節穴か?とさえ
今は思えてしまいますよね?(笑)

巨人が人間を食べる漫画って、普通に考えてみると
万人に受け入れられる内容ではありませんが、
それすらも凌駕した事が凄いと思います。

あれだけ、人を惹き付ける事が出来たのは
人間が持っている喜怒哀楽を新しい形で
諌山先生が表現したからだと思います。

実際に僕も周りの方々が進撃の巨人は、
めちゃくちゃ面白いと言われ続けましたが、
思い込みからグロテスクな感じがするから
読みたくないと言ってましたからね(笑)

でも、クライアントさんがアニメのDVDと
漫画を送ってくださり介護の息抜きとしてみたら

「なんだ、この世界観と謎が謎を呼ぶストリーは!!」と
自分の思い込みを大きく裏切られたのでドハマリでした(笑)

進撃の巨人には諌山先生が格闘に格闘を重ねて生み出された言葉が
たくさん散りばめられています。そして、考えさせられます。

まだ読んだ事がない方は、諌山先生が踏み出した1歩と同じ様に
ぜひこの世界観に触れてみてください。学ぶべき事が沢山あります。

諌山先生、11年と7ヶ月。あれだけの内容を休む事なく
毎月進撃し続けてくれて、読者としては感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

進撃の巨人を考察したり、ネタバレとして
公開しているサイトはやばいですよ?

考察すると言いながらアクセスを集める為に
毎月別冊マガジンから発売される進撃の内容を、

アドセンスやASP広告を混ぜて公開している
サイト群がたくさんありますが著作権侵害にあたります。

今は更に厳しくなっているので画像の公開は減りましたが
それでも一部の画像を使って記事の中に挿入しているみたいですが
引用元としての提示は絶対にしないといけません。

また考察するだけなら何も問題はないと思いますが
漫画のストーリの中のセリフを全て書いて公開するのは
完全にNGです。

これで文字数かせいでいるのだと思いますが
著作権侵害だけではなく、アドセンスのアカウントも
削除される恐れがありますので、今からでも遅くはありません。
最低でもちゃんと引用している事を明記しましょう。

今はね、景品表示法も厳しくなっていますし
厚生労働省も厳しくなっていますから気を付けてください。