グースハウスが事実上の解散

僕がグースハウスを知ったのは
うちの専務が教えてくれて2013年ぐらいに時かな?
YOUTUBEを通じて知りました。

アンサンブル感が素晴らしいグループが出てきたな~と
15年間音楽活動をしてきた人間として感じたものは
素晴らしさしかそこにはなかったです。

最近久しぶりに車の中でスマホに入れていた
グースハウスのアルバム聞いてやっぱりいいな~と思い
久しぶりにYOUTUBEを覗いてみたら
更新が止まっているではないですか(驚)

何やら調べてみると一人だけはグースハウスに残って
他のメンバーはPlay.Gooseというグループを
新たに立ち上げられたんですね~

このあたりは大人の事業が絡むので
これは本当に難しい事情が絡みます。

全員が事務所に属していない個人事業主だったら話は別

レコード会社と所属事務所って別ものなので
諸事情が出てきてしまうのは当たり前です。

伝えたくても伝えられない事もたくさんあります。
だけどファンの為に伝えるべき所はあると思います。

なぜなら、客商売で成り立っているビジネスだからです。

これね、全員がレコード会社や事務所にも所属せずに
フリーの個人事業主の集まりでYOUTUBEで
頑張ってきたのならば、

もう少しシンプルでファンも納得が出来る終わり方も
ちゃんと出来たと思うのですが大人の事情が絡むと
お金の流れも、契約内容も本当に複雑なんですよね。

メンバーそれぞれに信念があるからこそ難しい

僕自身も長年インディーズで音楽をやってきたからこそ
良く分かるのですが、

そもそもシンガーソングライターが集まっている
ソロ集団のグループなので我も出やすい訳ですから
そこからの人間関係の構築は非常に難しいと思います。

スキルとルックスだけがあれば入る事が出来るのか?
もしくはメンバー全員と話をして納得の上で入れるのか?
細かい部分はぶっちゃけ受け手には分からない訳です。

メンバーにそういう権限がない中で音を奏でるのは
本当に難しいし、ストレスにもなると思います。

色んな曲を聞かせてもらうと音に出てしまっている曲が
やっぱり色々とあるし、音楽だけの関係性なのだろうなと
僕は個人的には思っていました。

ここはもちろん人それぞれです。仮に寄せ集めだとしても
家族の様に接して成長していけるグループもいると思いますし、
学生の頃からずっとやってきて絆があるグループもありますし

個人の才能に引かれてメンバーが付いていくバンドもあるでしょうし
そうではなく各メンバーが個性をぶつけ合って曲を作っていくバンドや
グループもたくさんあります(解散しやすけど・・・)

僕は個人的にバンドやグループは運命共同体だと思っています。
なので、個人的な話があっても良いと思うし、そこから生まれる
共有や共感から新しい音楽が生まれる時だってあります(逆もしかり)

ただ大半がプライベートは一切関係ない。何も知らないし
知ろうとも思っていない、あくまでも1つのビジネスとして
やっているプロもたくさんいます。ほとんどがビジネスとしてです。

あくまで僕個人はビジネスだけで音楽はやりたくないというか
ビジネスだけの信用で音を奏でるよりも、人間的な信頼を通じて
僕は音を奏でていきたい考え方なだけです。

実際にデモテープを送ってプロの手前まで生きましたが
プライベートな部分でボーカルが脱退して、僕はそのバンドを
続ける事が出来ませんでした。

甘いと言われれば甘いです。実際にレコード会社の方にも
プライベートは一切関係ないから今は粗削りだけど
諦めずに続けなさいとメールをもらいました。

そのメールをもらったのはGLAYやJUDYANDMARYの
プロデューサーをされていた亡くなられた佐久間正英さんから
メールをもらったんですね。

それでも僕は自分の甘さ弱さのせいで続ける事が出来ませんでした。
でも、音楽をビジネスとしてやる為にも人間としての繋がりを
僕は大事にしたいと思ったので、

音を楽しむと書いて音楽ならばスキルは必要ではありますが
僕は心が通わないビジネスだけで音楽を奏でる事は
出来ないなと思ったんですね。

プロは全員がそうだよと言われればそうかもしれません。
だったら自主レーベルでのし上がれば良いと今でも思っています。

その為にも別の分野で力を付けながら会社を立ち上げて
もうすぐ10年になります。その間に結婚もしましたが
まだ音楽に対する情熱は消えてはいません。

ちょっと複雑な事情を分かりやすく伝える為に
自分の話が混ざってしまいましたが

グースハウスのメンバー間にも音楽性の違い以上に
人間関係の構築、関係性の維持が難しくなって脱退されたりするのは
僕は当たり前だと思っています。

音楽性の違いなんて最初から分かっている事ですし
楽しそうに演奏はされていますが個々の実力の見せ合いも
ミュージシャンとして絶対にありますからね(笑)

自分はこうアドリブしたけど、その後あなたはどうする?
私はこう歌ったけど、その後あなたはどんな抑揚つけて歌うのか?と
お互いがお互い成長出来る場所である事は間違いありません。

そもそもシンガーソングライターの集まりな訳ですから
全員が自分が1番うまい、才能があると信じていますし
自分の世界観を持っています。

だからこそ、グースハウスとしての曲があまり出なかったのも
僕はバンドの中でも作曲を担当していましたから良く分かるのですが
それぞれが曲を持ってきますから、まぁ~決まらないでしょうね(汗)

多数決で決めていたのか、どうなのか分からないと思いますが
こういう部分でも難しい所はあったと思います。

グースハウスって何だろうと思う人、思わない人

グースハウスとしてみんなで曲を出していきたいと思う人

自分がやりたい曲はソロで出せばいいからカバーだけで良いと思う人

どっちでもいいけどみんなが楽しければいいと思う人

違う楽器もやりたいと駄々をこねる人

ファンの為にもとにかく頑張ろうと思う人

メンバーそれぞれがグースハウスというグループの中で
どうあるべきか?そしてどうすべきか?という葛藤は
間違いなくあったと思います。

自分達だけの想いだけではなく、レコード会社の想いや
事務所の売り出し方なども絡みますからね。

なのでグースハウスとしての着地点がどこなのか?
折り合いがつきにくくなりはじめたのかもしれませんよね。
僕はそう思います。それぐらい難しい問題なので・・・

なので斬新なスタイルの1つだったとは思いますが
絶対的な支柱をメインとして動いた方が良かったのかもしれません。

でも、それぞれがシンガーソングライターなので
譲れない所もあり、譲る所もありながらの活動で
そこに無理が生じ始めたからこそ脱退や活動停止が出てきます。

はじめからやりたくない曲はやりたくないと言う人

まずはやってみてから決めようと言う人

この人がいるならまぁいいけどと言う人

そもそも曲決めから難しかったと思いますし、
自分がやりたくても出来なかった曲もあるだろうし

ここ場所に自分は何しに来ているのだろ?
自分はどのポジションにいればいいのか?
良く分からないと感じる時もあったと思います。

単にカバーする為に練習をしてYOUTUBEで配信する
そこに疑問を持ち始める時期もあったかもしれませんよね?

だからこそ、お互いの自己重要感を大事にしながらではないと
音を奏で続けるのは難しいのです。

例えばこの曲どう?と聞かれて、私は嫌、俺はやりたいというのは
もちろん簡単なのですが、提案した相手がその曲にめちゃくちゃ
思い入れがあったら本人は傷つきますよね?

なので、なぜ?その曲を選んだの?何か思い入れがあるの?と
相手の自己重要感を大切にしながら物事を進めていく事が
大切なのですが、

昔からずっと一緒にやってきているメンバーではないからこそ
リーダーになってきた方たちは間を取り持つのが
とても難しかったんだと思います。

もちろん、客商売だからこそファンの為にと思わないといけません。
だけど先にメンバー同士を喜ばせて良い音楽を奏でる事が
ファンの為に繋がっていくと思うのです。

そこをあやふやにしたまま続けてしまったからこそ
ファンの方があれ?どうしたのかな?という事に
最後は繋がってしまうのだと思います。

もちろん、ファンは形がどうであれ好きならファンでいるし
何か違うなと思えば離れていくし、僕はそれでいいと思います。

その時、その時に奏でたものがたとえメンバーの中で
色々あったとしても、さきほどお伝えした様に聞く人が聴けば
音に出ていると感じたとしても、聞いてくれた人の力になったり、
勇気になったのならば、これまでの軌跡は嘘でもなんでもないですし

聴いてくれた方がその時に宝物になる様な気持ちになれば
それはそれで良いのだと思いますからね。

僕は個人的に音楽に対しては特に割り切ってやるが出来ない人間ですし
グースハウスのメンバーにも同じ様な気持ちの人がいたかもしれません。

大人の事情が絡めば、メンバーそれそれの想いを言えないしがらみや
葛藤があるという事だけは分かってあげて欲しいなと思います。
守秘義務の細かい所でそういう約束事があったかもしれませんからね。

そして、ファンならばグループみんな仲良くいて欲しいな~と
願うものですし、そういう姿を見て自分の活力にしていきたいと
思う方も多いかもしれませんが、

そこに対するメンバー想いや考え方はファンも含めて
人それぞれだという事です。理想はあると思いますけどね。

ただエンターティナーとしてはいつも笑顔で楽しく
みんなで演奏はされていたので、

そこはやっぱりみんなプロとして頑張られたのではないでしょうか?
僕はそこにあった「素晴らしさ」は大切な軌跡だと思います。

あれぐらい巨大なチャンネルになって認知度も影響力も出ると
本当に色々あるんですよね・・・