「ペラサイトを作ってみたいけれど、何から決めたらいいのか分からない」「キーワードを決めた後、どんなページを書けばいいのか分からない」。こうした悩みは、サイトの完成形を見ないまま最初の文章を書き始めたときに起こりやすいものです。
感動集客の松野です。ペラサイトの作り方で最初に考えたいのは、トップページのデザインでもキーワード数でもなく、読者が何を判断するためにサイトへ来るのかです。以前からお伝えしてきた「ゴールを決めて逆算する」という考え方を、現在の検索環境に合わせて具体的な手順に整理します。
ペラサイトを作る前に決める3つのこと
誰に読んでもらうのか
例えば乾燥機付き洗濯機を調べている方でも、設置場所が狭い方と、乾燥容量を重視する方では知りたい情報が違います。「主婦」「30代」のような幅広い属性だけでなく、どんな場面で困っているかを具体的に考えると、必要な見出しが見えてきます。
何を判断できるページにするのか
読者が「自分の家に設置できるか」を知りたいなら、寸法や搬入経路、給排水、電源などの確認項目が中心です。「AとBのどちらを買うか」が疑問なら、比較に必要な仕様や費用、購入後の使い勝手を整理する必要があります。
確認できる資料があるか
記事を書く前に、公式製品仕様、現行の料金・利用条件、実際に試した経験、問い合わせで聞かれたことを集めます。確認できないことを経験談として書かないようにします。情報不足なら、無理に公開せず、確認できる範囲に記事の役割を絞ってください。
ペラサイトの作り方を5つの段階で解説
1 読者の疑問を一文にする
例えば「一人暮らしの狭い部屋で使える乾燥機の選び方を知りたい」というテーマを決めます。これなら、大型家電のランキングを無理に網羅するのではなく、置ける寸法、騒音、乾燥方法、電気代など、関連する疑問を整理しやすくなります。
2 同じ検索結果にある記事を確認する
検索結果に商品販売ページが多いのか、使い方の解説が多いのか、比較記事が多いのかを観察します。ただし、上位記事の見出しをそのままコピーするのではなく、検索している人がどんな判断を求めているかを考えます。自分が追加できる経験や資料を先に整理しましょう。
3 ページの役割と内部リンクを決める
1ページで答えられるテーマなら、導入→結論→条件→比較→注意点→次の行動という順序でまとめられます。別の大きな疑問があれば、関連ページに分けてリンクする方法もあります。例えば「設置条件」と「使い方」は読者の状況が異なるため、分けた方が伝わりやすい場合があります。
4 独自に確認した情報を加える
実際に設置寸法を測った結果、メーカーの注意書きを読み比べた表、購入前に確認して役立った質問などは、読者の判断材料になります。商品を未使用なら、使い心地を創作せずに公式情報を整理した記事として示します。
5 公開後の検索状況と行動を確かめる
Search Consoleで表示回数やクリック数を確認し、問い合わせやASPの成果記録があれば分けて見ます。検索結果に表示されないなら登録状況と技術的な問題、クリックされないならタイトルと内容、読まれても成果が出ないなら比較情報やリンク先の条件を見直しましょう。
ページの構成例を具体的に考える
以下は架空の「狭い部屋に置く衣類乾燥機」の情報サイト例です。実際の製品や検索数を示すものではありません。
| 役割 | 記事で答えること | 想定する次の行動 |
|---|---|---|
| メインの解説ページ | 設置条件・選び方・よくある誤解 | 自宅の条件を確認する |
| 比較ページ | 機能・仕様・コストの違い | 候補の商品を絞る |
| 注意点ページ | 電源・騒音・保証・返品条件 | 購入前の不安を減らす |
| 購入先への案内 | 選んだ商品の販売条件 | 納得して公式情報を確認する |
読者が比較を必要としていないテーマなら、複数のページを作る必要はありません。逆に一つの記事に詰め込むと分かりにくい場合は、実際に異なる疑問があるところだけ分けましょう。
ペラサイトは1ページで作るべきか
「ペラサイト」という名称は一般的な業界の俗称で、Googleが評価のために独立した分類として定義しているものではありません。1ページでも質問に十分答えられることはありますが、記事数が少ないだけで上位表示されるという仕組みではありません。
Googleは、検索順位を操作する目的で、独自性のない類似ページを大量生成する行為をスパムポリシーの対象としています。ページを増やす場合は、異なる質問に具体的に答えられるかを確認してください。
購入を急がせるページにしない
アフィリエイトをする場合も「必ず稼げる」「この商品が絶対に最高」といった表現より、向いている人と向かない条件を明確にしましょう。料金や特典、定期購入の解約などの条件も、確認可能な情報を示すことが大切です。
トップページから作るとなぜ迷いやすいのか
以前、僕は「最初にTOPページのキーワードだけを決めてしまうと、どんな読者を何のために連れてくるのか分からなくなる」とお話ししていました。これは今でもサイト設計の問題として起こり得ます。
例えば「アフィリエイト おすすめ」のような広すぎるテーマだけでTOPを作ると、具体的な商品を比較したい人、収益化の方法を学びたい人、ブログの開設手順を知りたい人が混在します。まず質問の対象を一つに絞り、そこに合う説明だけを並べる方がサイトの目的を伝えやすくなります。
関連する考え方は、ペラサイトは今も稼げるか、量産とSEOを考える記事でも整理しました。
以前の解説動画
当時の解説動画はペラサイトのゴールから考える作り方からご覧いただけます。動画の考え方と現在のGoogle公式ポリシーが異なる場合は、最新の公式説明を優先してください。
ペラサイトの作り方でよくある質問
最初に何記事作ればよいですか
決まった記事数はありません。まず一つの疑問に答えるページを作り、必要な比較や注意点があれば分けてください。見出しを増やすこと自体が目的にならないようにします。
キーワード調査は不要ですか
不要ではありません。検索語句や検索結果を見ることは、読者の悩みを知るために役立ちます。ただし語句の数や検索回数を見てから内容を無理に合わせるのではなく、読者の質問と自分が確認できる情報を出発点に考えましょう。
公開後にアクセスがなければ作り直すべきですか
まずインデックスの状態と検索需要を確認します。公開してすぐに順位を判断せず、検索からの表示とクリック、ページに来た後の行動を別々に見直しましょう。技術的な不具合や他記事との重複があれば、原因に応じて修正します。
まとめ ゴールから逆算して一つの質問に答える
ペラサイトを作るときは「キーワードを何個入れるか」より「読者がどの条件で商品やサービスを判断するか」を考えてください。一つの疑問に答えられるページを作り、必要な情報が増えたら理由を持ってページを追加する。その積み重ねが無理のないサイト運営につながります。








